手法について
自毛植毛術
「パンチ・グラフト」を発祥とする、現在もっとも一般的な増毛外科手術。ほとんどのクリニックがこの方法を導入してるんや。後頭部の有毛部分から主に円柱状にドナーと言われる移植片を採取。それを小さく「株分け」し移植していきまんねん。この株には「ミニ・グラフト」「マイクロ・グラフト」「シングル・グラフト」やらなんやらの種類があり、移植部分によって使い分けられはります。目立たへん場所ではおますが、ちーとの間の間、後頭部に傷跡が残るんや。
スカルプリダクション
1926年に研究報告され、1977年に実際に、その応用として、薄毛改善の為の外科手術が始めて行われはりました。無毛部分を皮膚ごと取り除き、皮膚を寄せ集める形で縫い縮める治療法や。
無毛部分が広い場合、植毛効率を上げる効果もあるんやうやけど、そやけどアンタ、頭皮へのダメージが大きい点、無毛部分の形状や頭皮の伸縮性により不自然に見える点、傷跡が残ってまう点やらなんやらの問題がおます。縮小術やらなんやらともええまんねん。
フラップ
いっちゃんはじめに、側頭部の有毛部分を帯状に切り離すのやけど、この際、3辺のみ切り離し、1辺は神経、血管を残す意味で切り離さんとおきまんねん。その上で、その有毛の帯状部分を前頭部や頭頂部の無毛部分へ回転移動させる治療法や。1970年にはその方法論は広く知られはる所となり、回転移動のバリエーションやデザインがようけ考案されたんですわ。せやけどダンさん、この方法では皮膚への負担も大きく、壊死やらなんやらも頻繁に起こるやらなんやら、その有効性以上にリスクが高くなってまうのが欠点やった。
また、密度調整が難しく、仕上がりも不自然、傷跡も目立ちやすいやらなんやらの問題もあり、現在はあんまり行われてへんねん。頭皮弁法と言われる事もおます。
加工毛植毛術
人工毛と加工した人毛を使用するもんの2種類がおます。自毛の変わりに使われる人工毛はナイロンか化学合成繊維で造られてて、それを薄毛部分に埋め込んでいく方法が取られはります。
よりどエライ昔はやまとでも良う知られとった薄毛改善の外科治療やけど、そやけどアンタ、米国で人工毛移植が禁止されるやらなんやらした事もあり、現在では「自毛植毛」を採用するクリニックが主流になっとりまんねん。